こんにちは!Noviceです!
今回は今月リリースした『のぞきばこ』のストーリーが分かりにくい部分があるというアドバイスをいただき全体のストーリーについて書かせていただきます。
ここからはネタバレになってしまうので、
まだプレイされていない方はぜひプレイ後に読んでいただければ嬉しいです。
ストーリー補完↓↓↓↓
ルシエルの屋敷は、現実世界の屋敷と全く同じ。
これはルシエルが幼い頃の記憶を使って自分の理想の世界を創り出したためです。
幼い頃、病気によって醜い容姿になってしまったルシエル。
両親はその容姿を隠すため、地下の部屋にルシエルを閉じ込め、世間には「ルシエルは死んだ」と嘘をついていました。
ミカエラも当然、当時は幼かったため、成長した現在ではほとんどルシエルの記憶がありません。
なので、両親と自分の三人家族だと思っていました。両親がそのように思い込ませた、ともいえます。
地下に1人で閉じ込められたルシエル。
このような仕打ちを受けても、やはり両親の事を恨みきることはできず、ひたすら両親からの愛を求めます。
しかしいくら願っても、上から聞こえてくるのは3人の笑い声。その悲しみはだんだん双子の相方、ミカエラに対する憎悪へと変化しました。
「同じ顔なのに、なんでミカエラだけ…」
そして彼女は地下部屋に申し訳程度置かれたおもちゃの中にある、のぞきばこを用いて理想の世界を築きます。
自分の容姿を気にしない。皆が自分のことを認める。誰も自分を嫌いにならない世界。その世界にルシエルは、両親そっくりの人物を作りました。
しかし2人は盲目。それは、本物の両親が自分の醜い容姿を見て、このような仕打ちを受けたからです。
「嫌われるくらいなら、目なんていらないよね」
この理想の世界に彼女は、ミカエラそっくりの人物も作り出しました。それは、おそらく叶わないであろう復讐を、理想の世界で実現させたかったからです。
地下の暗い部屋で一人ぼっち。
辛くなるたびに、ルシエルはのぞきばこの世界へ逃げ、仮初の愛を受けていました。
では、なぜミカエラは理想の世界、のぞきばこの屋敷に来たのでしょうか?
なぜルシエルの存在を思い出したのでしょうか?
ミカエラは、ルシエルのことを決して、一度も忘れていなかったのです。
むしろ、今までミカエラ1人だけで両親の愛を受け続けたことに、優越感を抱いていました。
そんなミカエラは、ついにルシエルの存在を完全に消そうと思い、地下部屋のルシエルに会いに行こうとしたところ、誰もいない地下部屋に着きました。
そこで偶然、部屋に放置されたのぞきばこを、覗いてしまったのです。
ホラーで怪しい雰囲気を意識しすぎたあまり、ストーリーが伝わりにくいことになってしまいました。大変申し訳ございません。
たくさんの方にプレイしていただき、コメントをいただき、チームとして大変うれしいです!
今後ともよろしくお願いいたします!
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